修論審査終了

修士論文の発表をしてきた。

終わってみれば以外とあっけなかったように思う。

 

修士での研究生活は卒論の頃と比べるとしんどかったけれど、修論そのもののしんどさは卒論と比べるとそれほどでもなかった気がする。学部の頃は提出直前に6日間ほど研究室に連泊したのだけど、修論で大学に泊まることはなかった。

 

これは学会経験の有無に依るもので、学部時代の研究はろくな成果が出なかったため、卒論発表までに結局学会を経験することはなかった。対して、修士では曲がりなりにも学会発表を何度か経験していて、修論に書く内容や発表スライド等の資産があったので卒論の頃と比べるとかなりスムーズに論文を書くことができた。結局修士の間に国際会議に投稿することはなかったし、人に自慢できるような大した成果は出なかったけれど、それでも学会を経験しておくことでだいぶ楽にはなったと思う。

もしこの文章を読んでいる卒論生や修論生がいたら、例え研究に対するモチベーションが低い学生であっても、学会に論文を投稿することをおすすめする。学会論文を書くのは、(僕のような)意識の低い学生にとっては中々しんどい作業ではあるのだけど、書いておくと修論の執筆が楽になるのはもちろん、修論執筆時に既に一定の成果が出ているので精神的にもだいぶ楽になると思う。書いててよかった、学会論文。